「無駄な怪我」などありません
包丁で手を切った。
(何でこの指?)なんてことありませんか。
怪我をする、故障を起こす。みんな理由があります。
指の怪我などはその典型。切るのは決まって気が停滞している指です。
切れば痛いですから、いやおう無く切った指に気が集まります。
体の感覚とはやっかいなもので、気が停滞していることになかなか気付きません。
気が停滞すれば感覚が鈍くなるからです。
感覚も機能も低下する。
機能が低下していることに気付いていれば、怪我をしません。
他の指と歩調を合わせて動けなかった指が怪我をしたのです。
つまり、無駄な怪我はないのです。
指だけではありません。
(膝が痛い)
(踵が痛い)
(肘が痛い)
痛みを訴えている部分は、体全体のバランスに歩調を合わせることができない部分です。
もっと言えば、
(なぜその指だけ気が停滞しているのか。)という問題に行き着きます。
体の変調には理由があります。怪我にも理由があります。
「体を整える」とは、理由も含めて解決することです。
だから難しいし、時間も掛かります。
でも、その先にあるのは本当の「元気」だと信じています。