電磁波の害について

世の中には様々な健康グッズが溢れています。それだけ健康への不安が多い時代なのですね。

私たちは利便性と引き替えに、知らず知らずに体を蝕まれていることも事実のようです。

 

電磁波を抜く旅行

その代表が電磁波であることは、誰もが気付いていることです。

最近、若いOLさんの間で電磁波を抜く旅行が流行っているとか。

2~3日なるべく自然の中に行き、携帯の電源を切って電磁波を浴びない生活をするというものだそうです。

 

それを聞いて思い出したのが、チェルノブイリの子供たちを夏休みを利用して

北海道へ招待しているボランティアの話です。

放射線の被害がほとんどない北海道で1ヶ月暮らすと、子供たちはとても元気になって帰って行くそうです。

 

有害電磁波

電磁波の中でも、スマホや電磁調理器から出る有害電磁波は、

体を広範囲に蝕みます。

その被害は、悪い物を食べてお腹を壊したというような単純な因果関係ではなく、

被害状況も個人差が大きいために、不調の原因が電磁波であることに気付きにくいことも事実です。

 

伝達経路に起こる害

電磁波の害で一番問題になるのは、伝達経路に起こる故障です。

 

ここで押さえておかなければならないのは

体をコントロールしているのは脳」ということです。

脳は五感と呼ばれる感覚器官によって情報を集めます。これが入力路です。

そして、集めた情報をもとに指令を出します。これが出力路です。

入力情報もコントロール出力も、神経を伝わって伝達されます。

 

 

 

 

 

電磁波の害の一番の特徴は、この伝達経路に障害を起こすことです。

「正確な情報が脳へ伝わらない」

「正しい指令が体に降りてこない」

そのために、異常に反応してしまう過敏状態や、逆に対処出来ないための

不調が起こってしまいます。

伝達経路の異常は、異常として起こる範囲も広く、症状も多岐にわたります。

ストレスでくくらないで

代表的なところでは「紫外線アレルギー」とか「じんましん」のような皮膚の過敏状態から、

「過敏性の胃腸炎」のような胃腸症状、「胸がざわざわする」といった胸部の違和感。

「ストレス」としてくくられているものから「更年期障害」に至るまで、

伝達経路に異常が起こった時、その症状は広範囲です。

例えば、今台風シーズン真っ盛りですが、気圧の変化を感知出来なければ不調になります。

感知できていたとしても、下がってくる気圧に腔圧を合わせることが出来なければ、

やっぱり不調が起こります。

電磁波除けのエプロン

先日、「遠赤の布」(IRシート)のメーカーの方が、電磁波を遮断できるエプロンというのを

持ってきてくれました。はたしてどれほどの効果かはわかりません。

世の中がPCを多用するようになった当初、やはり電磁波をよけるエプロンが出回りましたが、

スマホが広がる頃にはいつの間にか姿を消していました。

ただ、IHコンロを使っている方、さらに妊娠または妊娠しようとしている人には、

このエプロン、使ってみる価値はあるかと思います。

大事なのは伝達経路を正常にすること

入力路にせよ出力路にせよ、正常に機能していれば、問題はありません。

「体を整える」とは、骨格を正すことではありません。

神経の伝達路や神経組織の機能、脳の働きそのものも含めて整えることです。

電磁波を浴びることがことのほか多い方は、特に常に「体を整える」必要があります。

実は、電磁波除けの旅行に行くより、私の操法は「効果があるぞ」と密かに思っています。